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考えていること

今思っていること。
世の中にある会社は、なにかしらどこかしらで「人のためになる」から存在しているというのはわかる。でも自分の価値観で意味を考えてしまう。
大きい枠で考えると倫理的にどうなんだろう、長期的な目で見て、会社の/業界の/社会のこれからを考えて良くないのでは?思うことが多少あっても、直接的にかかわらないので一旦置いておいて、その事業ではないところでそれよりも自分にとって価値があるとか面白いと思えることがたまたまあって目を逸らすように取り組んできたところがある。(倫理観に疑問を持つ機会はどこにいても起こり得るとは思う。)

選択軸は自分の経験によってつくられていく。この先変化し続けるとは思うし、どうなっていくかは自分にもわからない。とりあえず今おもしろそうだと思えることが出来れば良いと今は思っている。

これからについて。
次の仕事について、一見閉じている経済に関わるドメインで、デザインの仕事をしていると「あまりよくわからない」と思ってしまうところはあるけれど「社会の血液」といえる部分であるので、業界や社会の傾向などひろい知識が得られると思った。仕事通して、自分が普段強く興味を持つところの範疇外の知らないことを知ることができるのが面白いと思う。世の中にはわからないことがまだまだたくさんある(ありすぎる)。

漠然と先のことを考えると、これから生きていく中でより深く解決や発展に携わりたいと思ったドメインが見つかればそこに飛び込み、一部分のプロフェッショナルになるというよりかは、閉じずにあらゆる接点を包括的にデザインできる力をもっとつけたいと思う(できるようになるうえで、その一部分のプロフェッショナルの力を借りることも必要だが)。その適性があるか正直わからないが(補佐的に実直に支えるのが向いているとも思う)。いろいろできることも必要だけど、特に強い部分を持つことも必要。
今の時点で「事業に共感する、一緒に走り出したい」と思った会社を0から支える力というのは足りていないと感じたのがそう思った理由。こういう状態を目指すならこういう方法があるよ、こういう形ができるよ、ということを広い方面から考えられるようになりたい。「携わりたいと思ったドメインが見つかったとき」に備えておきたいという気持ち。それがいつどこで見つかるか、そもそも見つかるのかは、わからない。

自分が心から良いと思っていなくても、クライアントが良いと思うだろうなぁというものに寄せてOKをもらって完了とすることは多々あった。実際褒めてもらって次の案件につながることはあった。それでいいのか?

案件が継続することは嬉しいと思う。でも、いいと思っていないことは、できるならしたくない。どこまでやりきるか、いい塩梅を探るのは難しい。そもそものサービスや商品に共感しきれないときもやる必要がある。「いいと思えるものをつくる」ことを次の場所で実現できると思った。今まで避けていた部分もあるので苦しいこともあるとたくさん思うけど向き合いたいと思う。言いたいことを伝えられる事・自分がいいと思う形を追求すること・みんながいいと思う形であること。ふわっとしてるけれど。それらが可能な限り近く一致するところまで考えたい。それができると思った。あらためて。これから3~5年くらいでの生業に関して(ライフイベント無関係にして)。酔っているけど書き残しておきます。