エレクトロ周辺
ここ数年は、元々はロキノン信者という背景で「ギターポップが好き」が根底にありつつ、 シンセが入ってたりシャカシャカしてたりピコピコしてたりする音楽 が琴線に触れる。 エレクトロの元祖(テクノか?)クラフトワークは、そこまで好んで聴きこんでいるわけではなく、ロックとエレクトロポップ/シンセポップがちょうどよく混ざってる現代の00〜10年代の音楽が好きなのかなと思います。
「エレクトロ」と思い込んで聴いていたものの、改めてWikipediaで定義を確認してみると、「エレクトロ」と「エレクトロ・ポップ」は別物で、他にも「シンセ・ポップ」「サイケデリック・ポップ」「エレクトロニック・ダンス・ミュージック」「シンセ・ロック」など派生がいっぱいでどれやねん、厳密には一口にまとめきれないっぽい。 なのでタイトルはそういうことにしておきます。 下のジャンル分けは私の所感です。
MAZY
https://www.facebook.com/mazyband
オーストラリア・シドニー サイケデリック・シンセ・ポップ
3人組のユニット。 音の広がりがゴージャス。 声の重なりも良い。 Enemies のMVは色のトーンがゆめみたいでやわらかい。 女の子たちが人形みたいできれい。
あまり音源を発表していないけれど、もう1曲、Heliar も音が遠くまで広がるような印象。 層になって薄く。濃淡がある。ゆったりしている。
Pépite
https://petite-pepite.bandcamp.com
フランス・パリ フレンチ・エレクトロ・ポップ
ボーカル/キーボードとエレクトリック・ギターの2人組です。 (まず言葉でわかるけど、聴いた瞬間)フランスっぽさがすごい。めちゃめちゃフランス。 幻想とか追憶とか、ロマンチックでメランコリックな感じがする。エモーショナル。 ラストはひらけるような、あかるくつながりそうな終わりかた。
Pépiteの曲を聴いていると、映画の「SAINT LAURENT」を思い出す。地下室でドラッグやって煙草吸って、快楽・退廃・堕落みたいなシーン。そのシーンは色が少なくて、曲は色彩豊かに感じるという違いはあるけど、私の中ではイメージが似てる。
Sensations が一番好きですが、他のMVも美しいです。 色と感覚と感情が混ざり合って心象風景。
MVのディレクターのBaptiste Impairのインタビューはこちら。
Miami Horror
オーストラリア・メルボルン シンセ・ダンス・ポップ
4人組です。 ニューディスコ、ハウス、ニューウェーブといわれているらしい。 曲によって、打ち込み感が強いものや歌強めのポップや、印象が違います。 Cellophane のMVの色みとオブジェクトがめちゃ好み。 曲ではLeilaが一番好き。 ゆったりドラムがしっかり打ってくる感じが良い。
ここからダウンロードできます。
サイトがきれい。 ロゴのフォントはきっとLas Enterでしょう。(特徴的)
Roosevelt
ドイツ、フィーアゼン シンセ・ポップ
マリウス・ラウバー、ソロです。 歌に抑揚があまりなく流れるように音に馴染む。 ループが心地いい。 パーカッションが耳に残ります。 CDはほとんどジャケ買いしました。
先日書いたKakkmaddafakkaのリミックスも行っているようです。
Juveniles
フランス・レンヌ シンセ・ポップ
2人組ユニット。 学生の時にMTVの夜中のベストヒット100みたいな番組をかけ流しながら課題をやっている時に「Fantasy」を見て好きになった。
関わりのあるYuksekはKITSUNÉのイベントで来日しているけどJuvenilesはないはず。 最近全然活動してないのかなと思いきや去年配信で音源リリースしていたし(上のMVがそう)、生で聴いてみたい。。ライブが楽しそう。 音源よりギターが強い。アウトロがとてもかっこいい。
Parcels
オーストラリア・バイロンベイ(拠点はベルリン) エレクトリック・ディスコ・ファンク
5人組ユニット。 一番新しい曲。バカンス!!軽やかでハッピー。そしてイケメン。 Gamesofluck が一番好きです。 一瞬ブレイク(は、してないか?)からの流れがグッときます。 ドラムが特にグッジョブだと思う。
昨年末の来日公演にも行きました。フルアルバム出さないかなあ。
好きでよく聴くものだけ厳選してまとめました。 もっといろいろ探していきたいな〜。