playlist / 2018.3
SoundCloudで目当てのバンドの曲を聴いていて、再生が終わったあとランダムに流れる曲をそのままにして部屋の掃除をしていた。 イントロから、ボーカル、メロディ、音、うちぬかれてしまった。 その曲を含み安直に春のプレイリストをつくりたくなって、 思い浮かぶ春の歌を書きだしてみたら、みごとに「JPOP生まれロキノン育ち」なラインナップになってしまった。 10代の刷り込みは今もまだ、上書きしてもすぐ染み出してくる。一生か。
春陽
- About a Girl / Saint Romance
- 桜の季節 / フジファブリック
- ジュビリー / くるり
- 春風 / くるり
- 待ち人 / ゆらゆら帝国
- 桜の時 / aiko
- アパート / スピッツ
- 春を歌にして / back number
- 春夢去りて / 椿屋四重奏
- flower of life / THE NOVEMBERS
大阪で結成された男女4人組インディーポップ・バンド、Saint Romanceのデビュー・シングル。キュートなヴォーカル、軽やかでポップなギターサウンドのハーモニーが楽しめます。
Saint Romance (セイント・ロマンス) - Heart Runover (New 7”) - デシネ・ショップ・オンライン - dessinee shop online
やわらかくて透明感のあるボーカル、軽やかで跳ねたり弾んだりつよくなったりするギターの重なり、…90’sインディポップのような、アイドル歌謡のような。きらきら光の粒ががみえる…反射して眩しい…。朝、ぎゅうぎゅうの通勤電車の窓の外に見える葉桜、降りて改札抜けて外に出たときの陽射しのやさしさ、まだちょっと肌寒い空気…今日から一週間またはじまる。どんぴしゃはまる。そんな感じでリピートして再生カウンタかなり回しているのでCDが欲しくなった。
「作り話に花を咲かせ 僕は読み返しては感動している!」 歌詞の感嘆詞まで思い出しながら聴く…ギターがかっこいい。
「待ち人」は午後2時っぽい曲。 「flower of life」は白昼夢。
こうしてみると、日本人の曲ばかりで海外の曲は思い浮かばなかった。 (独特な情緒なのか、単に海外の曲を知らないということもあるのか。)
あたたかくなってうれしい、という気持ちはもちろんあるけれど なんとなく苦い記憶もおなじくらい積み重なっているような感覚がある。 進級進学、クラス替え、席替え、 環境が変わって新しく決めないといけなかったり、0から関係を構築しなくてはいけなかったり、ちょっと勇気が必要だったり、気疲れする季節だった。気持ちをつくって挑まないと取り残されちゃうな、置いてかれないようにしよ、がんばろ、という気持ちを保つ努力をしてた…疲れて長続きしないが…。 うららかで憂うつなかんじが思い出される。
仕事終わりに定食屋でアジフライを食べて、 コンビニでストロングゼロを買って、 夜桜を見に夜の代々木公園の外側を歩いているとき友人が 「部活のにおいがする」といっていて、めちゃくちゃわかる、と思った。 湿った土の匂いみたいな。 においとか曲とかの記憶の紐付けは強くて面白いなと思った。