SIGMA fpを購入
10月の中旬に新しいカメラが届いて、今いろいろ試しているところ。
購入のきっかけ
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フィルム価格の高騰
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現像価格の高騰
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オールドレンズを使いたい
フィルムの写真いいなあと思ってから実家にあったCanon AutoboyLunaやジャンクのKonica BiGmini(初代)を使い始めた。それからCONTAX G1を購入して(検討してたときの記録はこれ)フィルムの質感、フィルムの種類やレンズによって絵が変わる面白さを楽しんでいた。
Canon AutoboyLuna / FUJIFILM フジカラー SUPERIA PREMIUM 400
Konica BiGmini / Kodak Gold 200
ここ一ヶ月間の pic.twitter.com/nHczpOGkpD
— _ (@r_emats) January 22, 2022
CarlZeiss Planar T*45mm F2 + Ektar100で晴れた日は好きな色になる組み合わせだなぁとか気づきもあった。
撮った画像を後から加工するのとは違って、モノクロフィルムは明暗を意識して切り取るのがおもしろかった。
意図しない失敗のボケ具合も、切り取りようによっては絵のようになっておもしろい。(これは自己満足)
Gマウントのレンズにはフォーカスリングが無く、オートフォーカスレンジファインダー式(と、銘打っているが距離計式ではない)でピント合わせ難しいなあと思いつつ徐々にコツが分かってきたところ。
多重露光できるので、やってみたいと思いつつまだやっていない。
フィルムを買い始めたのは去年の秋くらいで、その時でさえ高いなあと思っていたのに今はその3倍にまでなっている。現像とデータ化まで含めたら1枚数百円の世界。厳しい。
現像費用節約に自宅で現像する技術を学ぶのも面白そうだと思ったが、撮るほうを楽しみたいのと日常的に回数重ねて訓練(?)したいのとで、時代の流れに順行してデジタルにすることにした。
これまで交換式のレンズは、NikonとTamronのレンズをこだわりなく選んで使っていた。Nikon1 J5を買って(ボディを買った時の記事)、一眼らしいボケが欲しくて選んでキットの単焦点レンズを後から買った(レンズを買った時の記事)。Nikon1マウントは選択肢が少ない。後者は祖父から譲ってもらったNikon D5000についていた。
CONTAX G1でツァイスレンズを使ってみて、レンズの違いでこんなに変わるんだ!!というのを素人ながら実感した。色の鮮やかさ、濃さをもっと試したいと思い、もともと使っていたNikon 1 J5に対応するマウントアダプターを買って、装着することはできた。
が、画角が扱いづらい。Nikon 1のセンサーサイズがASP-Cだったのでフルサイズレンズ換算で画角が1.5倍(70mm弱)になってしまう。風景や人物を撮ることが多くてiPhoneの焦点距離の広角に慣れている自分にとっては、日常で使うには望遠と感じた。
オールドレンズはやっぱりフルサイズ機で使いたい…というところから、具体的に検討を始めた。
検討
重視した点は
- 軽量でコンパクト
この質問者は自分と同じすぎる。(1年半前の投稿だけど)
『fp,fpL,a7cについて』 シグマ SIGMA fp ボディ のクチコミ掲示板 - 価格.com
Sony α7cと最後まで迷った。
でも店頭で実物を見たら気持ちはほぼ決まった。
いかにもカメラ、な形をしていてごついのが気になってしまった。確かにグリップしやすさで言えば断然Sonyのほうが持ちやすかった。
fpLほどの画質はなくていいかなと思った。
気になっていたカラーモード「パウダーブルー」についても、ファームウェアのアップデートでfpでも使えるようになったのでfpでいいなと。
- 持ち歩きたくなる見た目
使わないと買う意味がない。どうせならいつでも持っていたくなるような見た目がいい。
購入したもの
買ったのは「SIGMA fp & Contemporary 45mm F2.8 DG DN キット」。
基本はオールドレンズをマニュアルで使うつもりだったが、AFのレンズも試してみたいと思ったのでレンズキットを購入。発売から結構時間が経っていたけどあまり値段が落ちていなかった。
使ってみて
まずAFのキットレンズを使ってみた。(軽い散歩だったのであまり撮りたいものがなかったが…)ティール&オレンジとパウダーブルーの色味がおもしろい。
3枚目は動画の切り出し(パウダーブルーで撮影)
動画の切り替えも楽で良い。シネマティックに記録できる。動画で撮って静止画切り出しのスナップも良さそう。
気になったのはAFの精度。検討中にもあまりよくないというのは目にしていたが、本当にそうだなと思った。動画のときの定まらなさが特にすごい。主にマニュアルで使うつもりなのでまあよい。
電子シャッターしかなく、メカシャッターは無いというのも「そんなにメカシャッター大事かな?」と思って気にしていなかったが、条件によってはなるほど、と思った。歩きながら撮った時のブレ。
バリアングル・チルトモニターではないこと、EVFが無いのは個人的には大きな問題ではなかった。
Nikon 1 J5はWiFiで気軽にデータを飛ばせたので楽さは重々承知していたが、WiFiでデータを飛ばせないというのも、慣れてしまえば特にストレスには感じなかった。
より使いやすくするための追加購入品と、既に持っていたコンタックスGレンズをつかった作例は次の記事に続く…
※サムネイル画像は「fp | fp シリーズ | カメラ | SIGMA | 株式会社シグマ」より