playlist / 2017.7
2017年7月のプレイリスト
夏休みと、会っては話し時間をぬって会っては話し、大きく動いたスピーディーな一ヶ月だった。Spotifyのダウンロード機能を知らず、ストリーミングのみで使い呆けた結果、ものすごく早い段階で速度制限になり、つらかった。
スピッツの涙がキラリ☆は発売日が7月7日の七夕ソングで、思い出して聴いていた。
先月聴かせてもらう機会があり、名前は目にしたことがあるけれど検索して聞いたりしたことはないバンドでメモしていたPondを聴いてみたらとてもよかった。Tame Impalaの元メンバーのバンドとのこと。 Waiting Around for Graceの、中盤4回同じフレーズを繰り返すところの、精神の浄化感がすごい。上がって下がってを繰り返すところの浄化感もすごい。浄化感としか言いようがない。
オーストラリア・パースを拠点に活動するサイケデリック・ロック・バンド、Pond(ポンド)。 Tame Impalaの元メンバーでもあるNick Allbrookがフロントマンを務めている。2008年にNick Allbrook、Jay Watson(同じくTame Impala)、Joseph Ryan(Mink Mussel Creek)が始めたプロジェクト。2009年に1stアルバムPsychedelic Mangoをリリースし本格始動。同年2ndアルバムCorridors of Blissterday、翌年には3rdアルバムFrondを立て続けにリリース。2012年の4thアルバムBeard. Wives. Denimが高く評価され、世界的なブレイクした。Tame Impalaのフロントマン、Kevin Parkerもドラムやプロダクション、ミキシングで関わっている。
HOSTESS CLUBのメールマガジンを見て即来日公演のチケットを申し込んだけれど、実はそんなに詳しくはなかったTemplesもちゃんと聴いてみた。春に発売されたばかりの「Volcano」がツボにはまった。前まではガレージ色が強く、古っぽい感じがしていたけれど、新譜はプログレっぽくて、開けて広がっていく感じがした。あと、個人的印象として、教祖へ捧げる感というか…「Oh! The Saviour」がとくに。Saviour=救世主であることを知った時に、腑に落ちた。ニュアンスです。 ダントツで聴いているのが「(I Want To Be Your) Mirror」で、イントロからボーカル始まるところからスローになるところまで、それからインストゾーンで弾けて…とにかく展開がすっっっごくいい。
メンバーのトム(・ワームスレイ)は以前、同楽曲について以下のように語っていた。 「僕らは絶えることなく個性を出さなきゃ! この世に爪痕を残さなきゃ! っていう現代社会のプレッシャーにさらされていると思うんだ。『Strange Or Be Forgotten』は僕らなりのそんな個性的でユニークでいなきゃいけないっていう風潮に対する問いかけのつもりだよ。自分らしくあることを祝福しなきゃいけないよね」。
テンプルズ、「Strange Or Be Forgotten」のミュージック・ビデオを公開 | Hostess Entertainment Unlimited.
夜通しカラオケするということがあり、楽しかったことしか覚えてないけど、後日他の人たちが歌ってた曲を無意識の記憶で不意に思い出して、この曲いい曲だなあ、と思う。誰かが歌っていた曲をいい曲だったなあと思うこと、よくある。(自分はあまり歌っていない) 同世代しかいなかったので、気まぐれロマンティックとか、ファンタスティポとか、ケツメイシの涙とか、懐かしさしかなかった。今思い出せるのはそれくらいだけど。あと、希望の轍とか、夏だなあ。