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雨の土曜日、山の楽しみ

一つ前のポストでカメラを買おうか買うまいか考えていたが結局買った。
欲しい気持ちが大きくなっている時は脳が麻痺している。寝ても覚めてもそれのことばかり考えてしまっていたので、一旦離れて考えてみたが買う決断に至った。
ContaxTシリーズはどれも高額だったのでやめた。G1を買ったが使ってみてまた感想を書く。

これまでの制作物について棚卸しする機会をつくろうと思い、「まず箱を作り直したい」という気持ちが高まった。そのまま、昨日の夜〜今日で作り直した。ひとまず箱だけはできた。
日記メインのサイトだったがポートフォリオのページも作りたいと思って、TOPから入り口を分けている。更新がしばらく滞っている。。整理できたらTOPに画像を載せる形にする予定。
(自分がサイトのデザインに)飽きないように、文字と写真の要素だけにして極力シンプルな形にした。

今月残り2回まだ行っていないヨガやメルカリの発送をする予定だったが雨風が強く、体もだるさがあったため今日は家から出なかった。気圧によって動けなくなるほど頭痛が酷かったりだるかったりすることは前ほど無いが、今日は外へ出て何かをする気力がなかった。

2月末から毎週山へ行っていたが今週は土日どちらも天気が悪いためストップ。
山に行く予定がなくても山のことを考えることが多くなった。リビングの壁に東丹沢の地図を貼るまでし出した。
ピークハントを目的としたり、百名山・高い山を登頂するのではなく、身近な山に何度も行き、歩いた道をつなげたり同じ山を別のルートで歩いたりすることが最近面白いと感じている。
丹沢や箱根、奥秩父エリアに日帰りで行くことが多い。
気になったことはWikiが教えてくれる。「丹沢山地」の項目や火山の成り立ち・種類、地名の由来など気になることが次々出てくる。
戦で用いられた矢を入れておく箱が改修工事で見つかったことから「矢櫃」の名前が用いられた「ヤビツ峠」や、朝鮮語に影響を受けたという「◯◯丸」の付く山など。
植生や虫や動物の分布、環境の変化とか。あと周辺の温泉地。山岳信仰や伝説などいろいろなことが紐づいてきて面白い。
インターネットで検索すると古き良き”ホームページ”がヒットする。(カメラのことを調べても同様)
一般の人の旅行記として、読み応えある記事がたくさん出てくるので飽きないで読んでいられる。
また、「滑落」「遭難」で検索すると先日行ったルートで、今年に入って死亡事故があったことが分かり、リスクの高いスポーツ(遊びとも言えるけど)だ、気をつけて行かなければならないな、とも思った。

「HIKER 丹沢山塊(1964年9月・山と渓谷社)」という昔の雑誌を見せてもらった。
「丹沢主要小屋一覧表」には27軒も載っている。今はもう廃屋・撤去されているところも多くある。
ドライブ・キャンプ・水着で沢遊び・最新の道具で調理、など若者グループのイケてるレジャーとしての描かれ方。昭和の登山ブームの雰囲気がわかる。
合わせて「丹沢山麓いで湯ガイド」として7つの温泉地が紹介されている。半原温泉って知らなかったな。調べてみたら今も1軒あるよう。
バスや電車の路線図も古くて、今ない駅が載っていて比べるのが面白い。現「秦野(はだの)駅」が、1987年2月までは「大秦野(おおはたの)駅」だったり。
塔ノ岳山頂の「尊仏山荘」の宿泊料が250円。新製品ガイドの「コーワSW」というカメラが23,500円!カメラがいかに高価だったことか。ヤフオク見てみたら今でも高値で取引されている。
また、タイトルの作字や、広告などグラフィック面でも昔の雑誌はおもしろい。
「ゴールドウィン」「エバニュー」、今もあるブランドが58年前から同じ社名だというのも発見だった。