北海道Day5(オホーツク海岸線)
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2022/8/11 山の日の記録
0:53 宗谷地方北部で最大震度5強を観測する地震が発生。
緊急地震速報が鳴ったので驚いて起きた。稚内は震度2で、揺れはそんなに大きくはなかった。またすぐ深い眠りにつく。明け方も揺れて起きた気がする。早朝、ふと目覚めた時間にちょうど母から連絡が来て少しやりとりをした。
8時前にチェックアウト。
レンタカーで出発。このあとのスケジュール的にあまり時間の余裕がなかったので運転は任せた。(その後時間に余裕があるときが訪れず、完全ペーパードライバーの自分は一度も運転することなく旅を終える…)
日本最北端の地、宗谷岬に向かう。
中学生の頃、親戚一同15人くらいで北海道旅行をしたが、私は部活があって全1週間くらいの日程にフル参加できず途中から合流した。そのとき行けなかった場所の一つが宗谷岬。なので、初めて行く。宗谷のふれあい公園のコテージ前で撮った親戚の集合写真をあとから見た。利尻島や網走刑務所なども行けなかったところ…。
道中、遠くに風力発電の風車が丘の上にたくさん並んでいるのが見えた。このあたりはずっと風が強い。
「日本最北端の地の碑」「間宮林蔵像」を写真に収める。海へ降りることができたので水に触れた。ぬるかった。
ボタンを押すと曲が流れる石碑があった。フェリーが稚内に発着するときに船内に流れた曲だった。ダ・カーポの「宗谷岬」(1976年)。
オホーツクの海岸線を南東に下りていく。
猿払にて、昨年末見た「秘境のガソリンスタンドに3日間密着してみたら?」というテレビ番組でウドが行ったガソスタはあれかな?というのを通り過ぎた。
天気がひたすらにいい。漁港、砂浜、釣り人、テント、灯台、岩、遊園地(は、もっと後だったか?)、…
反対側には牧草地、学校跡、河口で幅の広い川、山、…
通り過ぎていく。
紋別で海鮮丼を食べる。午前中早めに訪れたが、すでに満席で少しだけ待った。後からどんどん人が来たので人気の店だったんだと思う。お店の人気No.1の三色丼を注文した。いくら、帆立、ずわい蟹。酢飯に変更できたのがよかった。
紋別の道の駅の奥に、「カニの爪オブジェ」があるのをGoogleマップで事前に見ていた。写真を見た感じでかくてインパクトがあったので見てみたいと思った。ふしぎな空間だった。もともと、1983年の「流氷アートフェスティバル」という祭典のためにつくられた海に浮かぶ作品だったらしい。
モンベルオホーツク小清水店に向かう途中、川沿いの草原の遠くの方にたくさん馬がいるのが見えた。下車してしばらく眺めていた。
CONTAX G1, Carl Zeiss Planar T*45mmF2, PORTRA800
モンベルでは、携帯トイレや靴ずれ防止シート(結局使わなかった)など購入。
小さいサイズの靴ずれ防止シートでは心もとなかったので、ドラッグストアで靴ずれを保護・固定するためのテーピングを購入。利尻登山のときにいつもの厚い靴下ではなく、暑いかと思って薄めの靴下にしたのがよくなかった。いつもと同じかかと内側のあたりがベロッと皮むけてしまった。
斜里のスーパーで今夜の夕食や明日の食料・飲料を調達し、木下小屋へ向かった。
木下小屋にチェックイン。次の日は羅臼岳に登る。
すでに先に何名かチェックインしていて、外のテラスで早めの夕食をとっていた。
小屋内の説明をしていただき、明るいうちに寝床を作ったあと外で夕食をとった。
スーパーで買った鍋セットを火にかけて、唐揚げやきんぴらごぼう、いか焼き、ビール。
そして小屋の奥の野趣あふれる露天温泉で汗を流した。3つあったうち一番温度の低い浴槽が熱めだけどちょうどよかった。
小屋でビールを売っていたので、ありがたく購入しお風呂上がりに飲んだ。
電気がなく、室内の炊事場だけランプのあかりが灯っている。
小屋の管理人さんとこの日泊まっている全員で、明かりの下のテーブルを囲んで話をした。熊の話、熊に遭ったときどうしたらいいか、熊スプレーの使い方、前日やこの後どこへ行く予定か。小屋の話。鹿肉の話。
20時過ぎに消灯し、就寝した。
🧖温泉
木下小屋 岩尾別温泉
宿泊利用(宿泊者は24時間利用可能)
泉質
ナトリウム・カルシウム-塩化物・炭酸水素塩泉(中性弱低張性高温泉)
効能
リウマチ、神経痛、筋肉痛、冷え性、疲労回復など
😴宿泊地
木下小屋
素泊まり、寝具持参で¥2,500/1名
満車でなければ小屋近くに駐車可能