勢いで北欧旅行2
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2023/2/4(土)の記録
11時半過ぎ。到着ロビーですぐにYと合流。
コペンハーゲン中央駅まで一人で行く予定だったが、前日に到着していたYの宿泊するホテルが近かったとのことで、わざわざ迎えに来てくれた。心強い。
空港と直結しているメトロで中央駅へ向かう。地上より高いところにあり、ガラス張りで島式のホームはゆりかもめに似ている。外は晴れていて青空だった。
メトロを降りて地上に出てすぐ北欧らしさを感じた。メタル。
駅を出てすぐのホテルにチェックインして少し休憩。窓からの景色はヨーロッパっぽかった。ぎゅうぎゅうに家が建っている。
中庭に有名な椅子。アカプルコチェア?
スーパーで食材買ってきて少し調理したりゆっくりできたりするのがいいな、と思ってデンマーク滞在はアパートメントホテルにした。家電や食器、調理器具、洗濯乾燥機がついている。
シャワー含め洗面室が床暖!あたたかくて感動。
明るいうちに観光しよう!ということで散策へ出た。
コペンハーゲン中央駅のホーム。乗らなくてもホームまで入れる。
メトロも鉄道も改札がない。車内を巡回する人に切符やパスを提示するスタイル。毎回巡回員に出会うわけではないが、体感結構な頻度で遭遇した。パスを持ち合わせていなくて罰金を取られている場面も見かけた。罰金は750DKK(約15,000円)と高い。
市庁舎。
歴史あるチボリ公園は冬季休園中で塀の外から覗き見た。コペンハーゲンは雪が多いわけではないらしいので、冬も開けてたらいいのに!と思った。
世界三大がっかりスポットの一つ、「人魚姫像」を見に、メトロに乗って向かう。
かなり空いている。街全体、ゆとりがある。
ちなみに三大がっかりはもう一つ「マーライオン」(シンガポール)も見たことがある。子どもだったからかもしれないけどそこまでがっかりしなかった。船からライトアップされてるのをみて「意外とでかいじゃん」と思った。
ペリカンマークがかわいい建物
この辺のエリアは市街地から離れていて人も多くないが、人だかりができていたのでどこに像があるかすぐにわかった。みんなとりあえず抑えには来る場所。
小さいし猫背だし青銅製で色もそんなきれいじゃない。これはまあがっかり。
背景が近代的でロマンチック度0
海?運河?に白鳥がいた。日本では湖や池に飛来して冬を過ごすことが多いと思っていたのでめずらしい風景。思い返すと、田舎の川にも居たかも。子供の頃は、下田の間木堤の…あれは池?沼?湖?にたくさんいる白鳥にパンの耳をあげによく行った。
コペンハーゲンについての予習としてシアターイメージフォーラムで「コペンハーゲンに山を」というドキュメンタリー映画を見た。その映画の題材となっている「コペンヒル」が遠くに見えた。屋根にスキー場のあるゴミ焼却発電所で、人魚姫像の写真の奥で煙をもくもく吐いてる建物がそれ。緑の部分は裏側なのか、見えなかった。
コペンヒルがあるエリアにはCopenhotという温浴施設とMikkeller Baghavenというミッケラーのバレルルームがある。サウナや露天風呂に入りながらミッケラーのビールが飲めるというのを事前に調べていて気になったが、今回は見送ったところ。予約不要のフリーセッションについて問い合わせたら、今やってなくて全て予約が必要とのことだった。
ビールのテイスティング イベントを繰り返す予定です。このイベントでは、ブルワリー Mikkeller Baghaven でビールのテイスティング ツアーを行い、ホットタブを共有します。詳細については、FB ページをご覧ください。
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ってこともお知らせしてくれた。とても魅力的なイベント。今度また行きたい…
人魚姫像の近くのカステレット要塞へ。
地図を見て五稜郭じゃん!と言い合って五稜郭扱いしていた、星形要塞。あとから星形要塞について調べたら、世界にたくさんあるようだ。建設は1662年。ちなみに函館の五稜郭の築城は1866年。新しいな。
散歩する人たちがたくさんいた。建物の赤い壁と青空のコントラストが綺麗。
国旗も同じ色
海が近いからカモメがたくさんいた
この像の「1940-1945」が気になって後から調べると、下記のことがわかった。
第二次世界大戦では、1939年に不可侵条約を締結したばかりのドイツに国土を占領された。1940年4月9日早朝に開始されたドイツ軍のヴェーザー演習作戦(ドイツによるデンマーク侵攻 (1940年)(英語版))により、攻撃を受けた。 首都、コペンハーゲンは数時間のうちに占領[52]。戦車や空挺部隊を用いた電撃的な侵攻に対しデンマーク政府は恐れをなし当日中に降伏した。
占領された当日中に降伏とは驚いた。そのおかげで街が破壊されずに済んだのか、古い建物が多く残されている。
アマリエンボー宮殿の広場からカラフルな建物がかわいい運河沿いの繁華街ニューハウンまで歩く。
寅が描いてある。大使館?
面白い形の遊具が並んでいた。楽しそう。
15時過ぎ、すでに夕陽の感じ。
飲食店は賑わっていて、寒いテラス席のストーブの下でご飯を食べている人々がたくさん。
外は嫌、寒くて中に入りたかったので適当な店を探して入った。
デンマークらしいものを、ということでオープンサンドセット。あとあたたかいムール貝の酒蒸しと白ワイン。
あっという間に日が傾いてきて、いろいろな施設の閉館時刻が迫ってきたので急いでバスに乗り次へ向かう。
ギリギリ、DAC(デンマーク建築センター)に入れた。
宇宙の企画展をやっていたようで、宇宙ステーションをレゴで作れるエリアがあった。
節約たまごサンドステーションを30秒で建築(時間なさすぎた)
ムール貝の殻は、乗馬用トラック、道路、排水路に適しているらしい。水捌けが良い。
青森ではホタテ貝の殻をアスファルトに混ぜて再利用しているのを思い出した。白い点々が混じっているやつ。あれは水捌けとか関係なくアスファルトと同等に使えるよ的なものだったと思うけど。
通路・階段のグラデーションが綺麗。置いてあるチェアやソファが面白い。フィット感がすごいソファ。これは有名なやつ?
巨匠コーナー。アルネ・ヤコブセン先生。
閉館時間ギリギリに外に出ると真っ暗でもう夜だった。
バスに乗って中央駅へ戻った。
駅近に「ØL」という看板が見えて、あの渋谷のビアバーの?と思って入ってみた。(※後に間違いとわかる。後述。)18時半くらい。
オーセンティック系のラインナップだった。店内はすごく混雑わいわいしている。若者よりかは、中年グループが多い。地元民の憩いのパブというような雰囲気の良さ。
スーパーに寄ってトマトやソーセージ、サラダ、ライ麦パン、ワイン、ジュースなど買って帰宅。外食するより安上がりだろ、と思ったがそうでもなかった。物価高!
昼過ぎ変な時間にランチを食べたので、夜は買ったものを軽く食べてこの日は寝た。
追記:書き始めたら書きたいぶん書いてしまって1日でこの分量になってしまった。国ごとに1記事にしようかと思っていたけど、このまま書きたい分だけ書いておこうと思うので日程分にする。