盛岡から八幡平、田沢湖、阿仁 / 森吉山と旧相馬村 / 津軽半島 / 津軽半島から夏泊半島
6/19(木)の早朝、こめつが山荘から森吉山に登り始める。樹林帯を抜け、開けて、一ノ越。花の百名山の名にふさわしく、この時期は至る所にさまざまな花が咲いている。
ショウジョウバカマ
アカモノ
ミズバショウ
ミネザクラ?
イワナシ?
森吉神社避難小屋。立派
ハクサンチドリ?
ゴゼンタチバナ
イワイチョウ
イワカガミ?
オオバキスミレ?
シラネアオイ
湿地帯、池の中にはゼリー質で卵のような形のものがポコポコとついていた。オタマジャクシも見えた。山の陰には雪がまだまだ残っている。
卵らしきもの
チングルマ
ウラジロヨウラク
フキ?
マイヅルソウ
お花畑でした
7時登頂、登りの道中人と会うことはなかった。八甲田や白神山地の方を眺めるもやや霞んでいた。別の方向、早池峰山の形はわかりやすく、遠くにちょんと尖っていた。
中央のとんがりがきっと早池峰山
北の方面。かすんでいて遠くが見えない
山荘の中にあった誰かのメモ
石森から見下ろす
さっきまでいた頂上の方を見上げる
何スミレだろう?色が薄め
9時下山、こめつが山荘の辺りでおじさんと少し話した。山の上ではシラネアオイが咲いていて、麓ではまだ咲いていない、今年はおかしい、と言っていた。
クウィンス森吉へ汗を流しに行った。珍しい、駅直結型の温泉。秋田内陸縦貫鉄道「阿仁前田温泉駅」に併設している。中は貸し切り状態、熱い温泉と冷水シャワーと椅子での休憩を何度か繰り返した。昔はサウナだったんだろうか、というエリアや露天風呂の跡があったように見えた。
登山後で空腹、がっつり食べたくて、定食屋を見つけて入った。男性一人で回しているお店。昼時だったので人もそれなりに入っていて、皆、大谷の試合をテレビで観ながらできあがりを待っていた。2人前くらいはあるんじゃないかという大きさのカツ丼だったが、ペロリと食べてしまった。ラーメンとチャーハンもYから何口かもらって食べたが、どれも北の人間の口に合う味の濃さでめちゃくちゃにおいしく、満足した。そのあと、ほどよい疲労と満腹でとてつもなく眠くなり、鷹巣の道の駅で少し昼寝した。
大館の長走風穴で涼み、矢立峠の道の駅を通り過ぎ、碇ヶ関の道の駅に立ち寄った。どちらの道の駅にも温泉が併設していて、本当に温泉だらけで最高だ、と思った。大鰐温泉スキー場の近くまで行ってから、弘前市内のベニーマートでBeEasyのビールを数本調達、星と森のロマントピアに向かった。
夕食前にまず温泉に入る。露天風呂からは目前に岩木山がくっきりと見えた。森の木々のにおいが懐かしかった。青森特有の森のにおいってあるのか。秋田にいるときには感じなかったものを感じた。気持ちの問題か?青森に帰ってきたなぁと思った。地元の方らしく、岩木山の方に向かって手を合わせて何か唱えていた。日課だろうか。 夕食は施設内のレストランで、食後天文台に歩いた。
結構夜遅くまで開けてくれている。天文台で望遠鏡を覗いたのは初めてだった。いろんな方角の星を見せてくれた。スピカが青く煌々と光っているのが印象に残っている。一階の展示室に月球儀があり、月は地名に哲学者の名がついていたり、ラテン語由来だったりして、新しい発見があった。