勢いで北欧旅行1
2月上旬、北欧デンマークとスウェーデンを旅行した。
高校時代の友人が3ヶ月くらいヨーロッパ周遊しながら仕事をしていると聞き、予定が合うなら行けるときに行きたいな…と漠然と思っていた。予定表をスプレッドシートで共有してもらって「ここなら行けそう!」と具体的に見えてきて年始に急遽航空券を取った。出発1ヶ月前を切っていた。
Day1🇯🇵🇩🇰 / Day2🇩🇰 / Day3🇩🇰 / Day4🇩🇰🇸🇪 / Day5🇸🇪 / Day6🇸🇪🇯🇵
2023/2/3の記録
昼間は普通に仕事。旅行にPCを持っていかないで済むようにしたかったので諸々前倒しして案件進行、結局予定していた退勤時刻を1時間過ぎての一時帰宅。シャワーを浴びて軽く夜ご飯を食べて、荷物を持って急いで羽田へ向かった。2時間前には着いておきたかったけどギリギリ間に合わず、かなり走って汗だくになった。
品川で見送りに来てくれた友人と合流して、エアポート急行で第3ターミナルへ向かう。
あらかじめネットで調べた「向こうはキャッシュレス社会だから現地通貨は最低限でOK、私は2,000円だけ替えていきました」というのを信じて、空港で念の為予算3,000円ずつデンマーク・クローネとスウェーデン・クローナに両替した。結果的にはキリ良く150DKK:3,392円と、200SEK:3,410円両替した。少額なのでレートは大して気にしてなかったからこれがどんなもんかはわからん。
バタバタしそうだなと思いオンラインチェックインを事前に済ませていたので(正解!)列には並ばず、荷物を預けて身軽になって余裕ができたので2Fの軽食屋でビールを1杯飲んで休憩。
保安検査場の列に並び思いの外時間がかかり、トイレの中で最終搭乗のアナウンスを聞いて焦り、誘導看板を持ったCAさんが歩いてるのも見かけて急いで乗り込んだ。
ターキッシュエアラインズの大きな飛行機で、私は窓側、隣2席は外国人のカップルだった。
飛んですぐ機内食が出て驚く。深夜0時。出されたものは食べないと精神でこれ以降毎回しっかり食べ切ったが、機内食はそういうものではないということを帰ってきて調べて知る…。食べてすぐ寝た。
微妙な日本食と、トルコのビール。
しっかり寝て目が覚めてもまだ夜。まだ夜?長…。ヨーロッパへ行くのは初めてで、遠いんだな、ということを実感した。
起きた後のご飯。パン、トングで直渡しだった。
映画を見る。Torn(2021製作)、邦題は「伝説の登山家 亡き父を追って」。うとうとしながら英語の音声と英語の字幕で見たので理解が浅かったが、後からネットで感想を調べてあらかた理解。登山家がやり遂げたこと、ではなく遺された家族の物語。ネタバレになるけど、父のホームの山の頂上で、家族みんなで散骨するシーンが良かった。家族がホームへ帰してくれた。
朝、予定通りイスタンブール空港着。
Transitのマークを辿って保安検査場へ。遠い。
通過して、キラッキラで大きな免税店ゾーンへ来て、一人でここまで来たんだな、というのを実感した。2019年に新しくなったらしく、また各地からヨーロッパへのハブ地点でもあるのでものすごく巨大。朝早いけどたくさんの人がいる。
出発まで2時間以上あったのでいろいろ見て回った。フレッシュレモネードと500mlペットボトルの水を買った。値段は気にしてなかったけど後からカードの明細を見たら930円で、マジか、と思った。
高級レモネード。ふつうに美味しかった。
WiFiは1時間だけ無料でそれ以降は課金制。
WiFiマークの風船があるところに登録機器がある。パスポートと電話番号が要る。1時間はあっという間で、待っている間やることがなくてネサフしたいと思ってeSIMでトルコ国内用のギガを買った。が、アクティベートしている間に空港の無料WiFiが切れて結局使えるようにならなかった。数百円だが無駄に…
搭乗口まではさらに歩き、ほぼ時間通りに離陸。
このとき雨が降っていた。さっきまでの機体よりは小ぶりで狭め。
あの写真家っぽさしかない撮り方
そうだ、映画はさっき見終わったのではなくこっちで続きを見て見終わったのだった。また機内食が出た。日本から目的地に着くまでに3回ご飯を食べた。
このパックの水?の存在の意味がわからなくて行き帰り1回も開けなかった
寝たり、音楽を聞いたり、iPadで本を読んだりして過ごした。
前の席に青い目で金髪の小さい女の子がいて、隙間からチラッと見えるたびにニコッとか驚き、とか表情変えたりしてたら遊んでくれるようになった。(こっちが遊んでもらってる)
うさぎのぬいぐるみが隙間から手を振ったり尻尾振ったりタッチしたり何かとちょっかいかけてくれてめちゃめちゃ癒された。かわいすぎた。
山が綺麗なところがあった。地図を確認すると、ルーマニアのあたり。
イスタンブールからコペンハーゲンまではあっという間だった。
飛行機から見える街は自然豊かで、新千歳に着陸する時の風景にちょっと似てる。緯度が高いからか、午前中なのに夕方みたいな日の光。
空港に着くと空気が違っていて、寒かった。ターミナルには日本語表記もあった。
入国審査はEU圏とそれ以外で分かれていて、最初気づかずEU圏の列に並んでしまっていた。
並んだ列が運悪く、全く進まず審査官がどこかに電話をかけたりしていてすごく待った。片方はにこやかでスルスル列が進んでいたのに…。やっと自分の番になった。
旅の目的は?
観光
何日間滞在しますか?
3日
滞在中どこのホテルへ泊まりますか?
<ホテル名>
その予約確認書を見せてください。
(えっ無いな…)友人…予約…
…? あなたは一人で来ましたか?
はい、でも友人が…
英語は話せますか?
いいえ
その友人の名前は?ここに書けますか?
YMです、(この人ですというようにLINEの画面を見せる)
友人と一緒に滞在するんですか?
はい
帰りの飛行機はとっていますか?
はい、(印刷しておいた旅程表を見せる)
よい旅を。(ニコッ)(スタンプダンッ)
ありがとう!
旅程表印刷して持っておいて良かった。最後だけ笑顔だった…。やっと着いた!